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事務局長交代のお知らせ

2021年4月1日
一般社団法人ブロードバンド推進協議会

事務局長交代のお知らせ
~新事務局長に木暮祐一が就任~

一般社団法人ブロードバンド推進協議会(略称:BBA、代表理事:宮内 謙)は、このたび4月1日付で事務局長に木暮祐一(元・青森公立大学准教授、BBA利活用部会長)が就任いたしました。新事務局体制のもと、今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします。

なお、BBAは近く改組を予定しており、今後は地域におけるSDGsおよびDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進および社会実装を支援する団体として再構成していく計画です。ご期待ください。

【新事務局長 木暮祐一からのご挨拶】

日頃よりBBAの活動へのご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。12年間に渡る大学教員としての立場から転向し、このほど事務局長に就任致しました木暮祐一です。BBAとの関りも長く、2008年にはわが国におけるモバイルとブロードバンドの融合発展に寄与すべくBBA内にWG(ワーキンググループ)を立ち上げさせていただき研究会活動に携わらせていただきました。2013年には青森公立大学への着任に併せ、地方でのICT利活用を一層推進していくための活動を目指してBBA内に利活用部会を立ち上げ、業界関係企業の皆様と地方の関係者の皆様をつなげる活動を進めてきました。

そうした中、新型コロナウイルス感染症の拡大が、わが国の経済活動に大きな影響を及ぼしています。首都圏においてもその影響は大きいですが、地方経済はさらに大きな打撃を受けている状況です。一方で、コロナ禍はニューノーマルと呼ばれる新しい生活様式や働き方を社会に定着させました。とくにテレワークの拡大は居住地にかかわらず様々な地域の企業に就労できる環境を構築し、それを戦略に反映させることも可能にしました。ネットワーク社会の利点を生かし、人材や知恵、資本を日本中、世界中から調達できる環境を生かした産業戦略を構築することも可能になってきました。

これまで情報通信業界と地域社会をつなげる役割を担ってきたBBAですが、こうしたコロナ禍における大きなデジタルシフトの節目において、SDGsに掲げられる持続可能な開発目標に則り地域社会のイノベーション推進に寄与すべく、BBAを先端ICTの活用とDXの社会実装を産官学民連携により取り組んでいく団体に成長させていきたいと考えています。どうぞよろしくお願い致します。

【木暮 祐一 プロフィール】

1967年、東京都出身。徳島大学大学院工学研究科修了、博士(工学)。出版業界、モバイルコンテンツ業界を経て、2009年武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部准教授、2013年青森公立大学経営経済学部地域みらい学科准教授。2021年4月よりソフトバンク株式会社に入社し、一般社団法人ブロードバンド推進協議会(略称BBA)事務局長に就任。BBAでは2008年よりオブザーバー、WGリーダー、利活用部会長などとして、社会課題解決のためのICT啓発、通信プラットフォーム研究、デジタルデバイド研究、地域課題解決研究などを推進してきた。