「デジタルの日」協賛デジタル社会特別講演会│シニアが暮らしやすいデジタル社会の未来とは
- 日時
- 2021/10/06 (水) 17:00-18:00
- 場所
- Zoomウェビナーを使用したオンライン開催
一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構(Organization of SDGs Digital Society、略称:ODS)は2021年10月6日に、ブロードバンドスクール協会理事で世界最高齢プログラマーとしても知られる若宮正子さんにご登壇いただくオンライン講演会を「デジタルの日」協賛デジタル社会特別講演会として開催いたします。
現在86歳の若宮正子さんは、終戦後から勤められてきた銀行を定年退職される間近の58歳のときにパソコンに出会い、以後ご自身の好奇心を原動力としてパソコンやオンラインサービス、様々なデジタル機器などを創意工夫して活用されてきました。本来表計算ソフトであるエクセルでグラデーションなどの塗りつぶしやパターンなどを用いてアート作品を作る「エクセルアート」を考案されるなど、型にはまらないデジタル機器の活用を実践。そして80歳を過ぎてからプログラミングを学びシニアでも楽しく遊べるiPhoneアプリ「hinadan」を開発。これがApple社のCEO、ティム・クック氏の目に留まり、Appleの世界開発者会議「WWDC2017」に特別招待されると一躍「世界最高齢プログラマー」として全世界に知られるようになりました。
若宮さんは様々なデジタル機器に関心を持たれ、それらを活用されている一方で、韓国、中国、エストニアなど世界各地の先進デジタル社会についても視察を重ねられ、こうしたご経験からわが国におけるシニア世代のデジタル活用やデジタル政策における問題点について持論をお持ちです。今回の講演会では、シニア世代へのデジタル活用推進に尽力される若宮さんの視点から、シニア世代に理想的なデジタルライフとは、さらにはシニアが暮らしやすい地域社会とは、そしてデジタル技術がそれをどう支えていくべきかをお話しいただきます。
開催概要
日 時: 2021年10月6日(水)17:00~18:00
開催方法: Zoomウェビナーによるオンライン開催
主 催: 一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構
定 員: オンライン500名
参 加 費: 無 料
対 象: 地方公共団体関係者、地域団体関係者、情報・通信関係者、その他
登壇者プロフィール
若宮 正子 さん
ブロードバンドスクール協会理事、「デジタルの日」検討委員会構成員。1935年生まれ。友人の助けを得ながら独学で開発したiPhoneアプリがアップル社の目に留まり、世界最高齢のプログラマーとして話題に。人生100年時代構想会議の有識者議員、シニア向け電子掲示板「メロウ倶楽部」副会長などを歴任。ハンドルネームは「マーチャン」。趣味は旅行。著書に『独学のススメ 頑張らない!「定年後」の学び方10か条』(中央公論新社)、『老いてこそデジタルを。』(1万年堂出版)などがある。