SDGsデジタル社会推進機構 第5回研究会 | 多様な方が地域で働ける仕組みづくりを考える ~自治体と地域企業とで取り組むショートタイムテレワーク~

日時
2022/02/02 (水) 16:00-17:30
場所
オンライン配信
参加申込

一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構(Organization of SDGs Digital Society、略称:ODS)は2022年2月2日に、第5回研究会「多様な方が地域で働ける仕組みづくりを考える ~自治体と地域企業とで取組むショートタイムテレワーク~」を開催いたします。

2021年12月6日の岸田首相の所信表明演説では「若者も、高齢者も、障害のある方も、男性も、女性も、全ての人が生きがいを感じられる、多様性が尊重される社会を目指します」と冒頭で述べられました。一方、子育てなどの事情により場所や時間の制限で働けない、子育てが落ち着き労働意欲や技術はあるものの、再就業へのきっかけが掴めない女性は少なくありません。そうした中、今回ご紹介するのは「ショートタイムテレワーク」の取り組みです。

「ショートタイムテレワーク」は、従来のテレワークやクラウドソーシングなどと異なり、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのICT機器を活用し、自宅や自宅近隣のコワーキングスペースで、週8時間程度の短時間勤務を行う、時間や場所に縛られない新しい雇用・就労形態です。この仕組みは、「次世代育成」「多様な社会への対応」の取り組みの一環として、ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターとで2015年に開始した「ショートタイムワーク制度」の超短時間雇用の考え方に加え、ICTを駆使することで場所を問わない柔軟な働き方を組み合わせてできたものです。

ショートタイムワーク制度は、障がいなどの理由により、業務の遂行に支障がなくても、長時間勤務することが難しい方が週20時間未満の労働時間で就業できる制度としてはじまりました。企業が業務内容を明確に定め、その業務を遂行可能な障がいにより長時間勤務が困難な方を雇用します。それぞれの特性を生かし短時間でも働ける職場環境をつくることで、障がいのある方のみでなく、就労意欲があっても働く機会を得られなかった方の就労機会も創出することができます。また、企業・自治体においても、人材の有効活用が期待できます。

ショートタイムテレワークは通勤が実質不要で“超短時間”勤務が可能となるため、生活への負担を最小限にとどめられます。例えば出産・育児、介護などと仕事との両立を検討している女性が、社会とのつながりを持ち、働くことの実現が可能でできます。ショートタイムテレワークで雇用を創出することで、さまざまな方が社会参加の機会を得られ、企業は人材不足の解消につながり、地域は「より豊かな街づくり」が実現するといった、持続可能な経済社会の循環が生まれます。

2019年に神奈川県の横浜市とソフトバンクにおける包括連携協定のもと、女性活躍推進の取り組みとして実証実験を開始、横浜市における第一弾としてソフトバンクCSR本部に6名のショートタイムワーカーを雇用し、業務を開始し行いました。2020年には横浜市の第二弾として市内の企業で雇用を開始。、翌年2021年2月には福島県須賀川市、2021年10月に愛知県日進市と、各自治体での取り組みが始まりました。

今回の研究会では、子育てなどの事情により長時間勤務が困難な方の社会参加促進を目的としたショートタイムテレワーク事業を推進している愛知県日進市のご担当者から講演をいただきます。また、取り組みの普及を目指し2018年2月に発足した「ショートタイムワークアライアンス」を進めているソフトバンクCSR本部のご担当者より、東京大学先端科学技術研究センターとの取り組みを含めて講演頂きます。

開催概要

日  時: 2022年2月2日(水)16:00~17:30
開催方法: Zoomウェビナーによるオンライン開催
主  催: 一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構
定  員: オンライン100名
参 加 費: 無料
対  象: 地方公共団体関係者、地域団体関係者、情報・通信関係者、地方公共団体のDXに関心をお持ちの方、報道関係者もお申し込みいただけます。

プログラム(予定)

16:00 講演①「子育て中の新しい働き方
日進市ショートタイムテレワークの取り組み事例」
日進市産業政策部 産業振興課
商工新ビジネス係長 中根 太地 氏
16:30 講演②「ショータイムワークアライアンスの取り組み」
ソフトバンク株式会社 CSR本部 CSR企画統括部 CSR企画部 多様性推進課
多様性推進課 宮本 明子 氏
17:00 質疑応答

登壇者プロフィール

中根 太地 氏
日進市産業政策部 産業振興課 商工新ビジネス係長
1998年日進市役所に入庁。現部署において、子育て世代の多い街の特性から、ICT機器を活用した短時間勤務である「ショートタイムテレワーク事業」の企画・運営に携わる。昨年10月からは市内企業1社の協力により、子育て中の女性3名をワーカーとしたトライアル事業を実施し、その普及に向け尽力している。
【愛知県日進市】
大都市である名古屋市と豊田市の間に位置する人口約9万4,000人の住環境都市。平成6年の市制施行から27年間で、子育て世代を中心に人口が約4万人増加。

宮本 明子 様
ソフトバンク株式会社 ​
CSR本部 CSR企画統括部 CSR企画部 多様性推進課
1999年、ソフトバンク株式会社入社(現ソフトバンクグループ株式会社)。ソフトバンクグループの創業当初からの事業であるIT商材の流通事業部門に20年近く従事しソフトウェアライセンスの販売推進などを担当。2019年に、現在勤務するソフトバンク株式会社の社内公募をきっかけに、社会貢献部門へ異動。さまざまななCSR活動の中のひとつである、新しい働き方「ショートタイムワーク」や「ショートタイムテレワーク」の企画・運用を担当。この働き方を地域や業界の垣根を超えて社会に広め、誰もが働きやすい環境づくりを目指す「ショートタイムワークアライアンス」を推進する。

当イベントに関するお問い合わせ