一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構（Organization of SDGs Digital Society、略称：ODS）は、
9月1日（金）に、第13回研究会「自治体業務大革命の波に乗り遅れるな～活用段階にきた生成AIの自治体業務～」を開催いたします。

生成AI活用の大きな潮流は、あらゆる産業に大きな変革を与えようとしています。
政府は6月6日発表の「新しい資本主義」改定案においても生成AI（人工知能）の開発推進を新たに明記し、
成長に向けた具体策の検討を打ち出しました。

我々ODSでも5月24日に「ChatGPTの行政業務への活用」として横須賀市、戸田市のご担当をお招きし研究会を開催しました。今回の研究会では、自治体の業務改革に欠かせない存在である生成AIの活用フェイズとして、庄司先生をはじめとするAI導入の第一人者たちが登壇。東京都や江戸川区での事例を交えながら、AIを駆使した現場の効率化や市民サービス向上について語ります。

自治体関係者の皆様にとって、より迅速な行政サービスをもたらす可能性がある生成AIの活用方法について、
ご参加の皆様と共に考えていきたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

本研究会は、ODS会員限定企画となっておりますので、まだご入会されてない団体・法人様におかれましては、
この機会に是非ご入会いただければと存じます。

開催概要

開催日時：　2023年9月1日（金）16：00～17：45
会　　場：　東京ポートシティ竹芝オフィスタワー ソフトバンク本社内 19階会議室（東京都港区海岸１－７－１）
※Zoomウェビナーで同時配信（オンライン視聴可）
参 加 費  ：　無料
定　　員：　会場参加30名、オンライン参加500名（要事前参加申込）
主　　催：　一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構
対　　象：　一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構会員（地方公共団体関係者、地域団体関係者、情報・通信関係者、その他）
備　　考：　自治体様は会費免除の本機構会員登録をぜひご検討ください

プログラム

• 16:00　開会挨拶
• 16:05　特別講演
  「 活用段階に入った生成AIとどう付き合うか」
  庄司 昌彦 様
  武蔵大学社会学部メディア社会学科教授／（一社）SDGsデジタル社会推進機構 理事
• 16:20　事例紹介（各30分）
  「文章生成AIガイドラインの策定と今後の展望」
   尾関 元 様
       東京都デジタルサービス局 企画調整担当部長／ChatGPT活用検討PTリーダー
  「生成ＡＩの導入による現場の意識改革と業務効率化」
  渡邊良光様
      江戸川区経営企画部ＤＸ推進課長（江戸川区ＣＩＯ補佐官）
• 17:20　ディスカッションとQA
  ご登壇いただいた各位への質疑とディスカッション
• 17:45　閉　会
  ※この後会場では名刺交換のお時間を設けます
  ※懇親会も開催予定です

ご登壇者紹介

庄司 昌彦 様
・武蔵大学社会学部メディア社会学科教授
・（一社）SDGsデジタル社会推進機構 理事

中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程 修了、国際大学 GLOCOM 研究員を経て2019年より武蔵大学社会学部メディア社会学科教授。デジタル庁オープンデータ伝道師、総務省「地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進に係る検討会」座長を務める等、日本のデジタル化に大きく貢献する。オープンデータ、パーソナルデータ等の国内外活用事例分析と紹介、官民協働の場作りとその運営、自治体内の機運醸成等を専門とする。

 

尾関 元 様
・東京都デジタルサービス局企画調整担当部長
・東京都 デジタルサービス局 ChatGPT活用検討PTリーダー
1995年、東京大学大学院を修了。同年東京都に入都後、水道局、健康局（現保健医療局）、東京テレポートセンター（派遣）、知事本局（現政策企画局）にて計画・調整等の業務に従事。
水道局に長く携わり、営業所や本庁各部、東京水道株式会社（派遣）での管理職経験を持つ。
また、IWA世界会議等の国際会議（カナダ、スペイン、オーストラリア）に派遣され国際業務にも従事。都庁横断的な幅広い視野を必要とされる要職に就き、都政の抱える諸課題に取り組んでいる。
2023年４月から現職。東京都生成AIプロジェクトチームのリーダーを務める。

 

渡邊 良光様
・江戸川区経営企画部ＤＸ推進課長（江戸川区ＣＩＯ補佐官）
銀行勤務後、1998年に江戸川区役所に転職。産業振興課、長期計画担当課、企画課、文化課、職員課、福祉推進課、産業振興課（課長補佐）、鹿骨事務所長、スポーツ振興課長を経て2020年4月にＤＸ推進課長に着任。着任後、コロナ禍を背景に、“できる”条件整備と環境整備を進め、庁内のデジタル化を加速。