イベント

会員限定│第17回研究会│生成AIが自治体DXを再加速
~横須賀市・湖西市の取組と政府検討会の最新状況~

日時
2024/07/25 (木) 17:00-18:45
場所
【リアル】東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
【オンライン】Zoomウェビナーによるオンライン配信
※ご参加方法を選択できます(先着順)
本研究会は会員限定イベントです。
ご参加にはODS会員への登録が必要です。(※自治体様はODSご入会に関する会費免除)

研究会のお申し込みと同時にODSへ入会できますので「参加申込」よりご登録ください。

参加申込

一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構(Organization of SDGs Digital Society、略称:ODS)は、
2024年7月25日(木)に第17回研究会【生成AIが自治体DXを再加速~横須賀市・湖西市の取組と政府検討会の最新状況~】を開催します。

本研究会では、総務省地方自治体のDX推進検討会で議論されている生成AI関連トピックスと自治体DX推進計画にどのように織り込まれていくかを武蔵大学教授 庄司昌彦氏よりお話しいただきます。
その後、横須賀市役所で先進的な取り組みが行われている生成AIの活用事例をデジタル・ガバメント推進室 太田耕平室長よりご紹介いただきます。太田氏は、昨年5月に開催した生成AIの研究会でもご登壇いただいており、一年後の実態と目指すべき姿についてお話をお願いしております。さらに、生成AIを活用したシステム調達を推進する湖西市DX推進課の岸大樹氏より、具体的な取り組みについてお話しいただきます。
また、生成AIの活用に際しては、グレーゾーンを適切に解決することも重要な要素です。
そのため、NECフェローの今岡氏よりデジタルエシックス(AI倫理)の最前線についてご紹介いただく予定です。

自治体関係者の皆様にとって、自治体の未来ひいては日本の未来を再加速させるためにも生成AIの自治体での活用方法について、ご参加の皆様と共に考えていきたいと思います。積極的なご参加を心よりお待ちしております。

本研究会テーマ開催の背景

第33次地方制度調査会における「ポストコロナの経済社会に対応する地方制度のあり方に関する答申(2023年12月21日)」において、生成AIについて「業務の効率化・人員配置の最適化と創造性の向上のために有用な分野において、適切な活用の手法を検討することが重要である。また、国は優良事例の横展開などの支援も行っていく必要がある」とされています。まさに政府では自治体の未来を考える上での生成AI活用の議論が活発にされているところです。

開催概要

開催日時:2024年7月25日(木)17:00~18:45
会  場:東京ポートシティ竹芝オフィスタワー ソフトバンク本社内 19階会議室(東京都港区海岸1-7-1)
※Zoomウェビナーで同時配信(オンライン視聴可)
参 加 費  :無料
定  員:会場参加30名(先着順)、オンライン参加500名(要事前参加申込)
主  催:一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構
対  象:地方公共団体関係者、地域団体関係者、情報・通信関係者、その他
※本研究会は会員限定となりODS会員への登録が必要です。お申込み時に同時に会員登録いただけますので非会員の方はこの機会にご入会を検討いただけますと幸いです。(自治体様は会費免除)

プログラム

  • 17:00 開会挨拶
  • 17:05 基調講演
    自治体DX推進の最新動向と展望~生成AIによる飛躍はおきるか
    武蔵大学社会学部メディア社会学科教授
    SDGsデジタル社会推進機構理事
    庄司 昌彦 氏
  • 17:25 事例講演
    【1】生成AIの全庁導入から1年、横須賀市の現在地
    須賀市経営企画部デジタル・ガバメント推進室室長
    太田 耕平 氏
    【2】システム調達の新たなアプローチ: 生成AIで実現する生産性の向上
    静岡県湖西市DX推進課 係長
    岸 大樹 氏
    【3】生成AIの活用に必要なAI倫理の取組(海外の最新状況も踏まえ)
    NECフェロー
    SDGsデジタル社会推進機構理事
    今岡 仁 氏
  • 18:25 質疑応答(パネルディスカッション)
  • 18:45 閉 会
  • 19:00 交流会(会場参加の皆様のみ)

ご登壇者紹介

庄司 昌彦 氏
武蔵大学社会学部メディア社会学科 教授/(一社)SDGsデジタル社会推進機構 理事
中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程 修了、国際大学 GLOCOM 研究員を経て2019年より武蔵大学社会学部メディア社会学科教授。
デジタル庁オープンデータ伝道師、総務省「地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進に係る検討会」座長を務める等、日本のデジタル化に大きく貢献する。
オープンデータ、パーソナルデータ等の国内外活用事例分析と紹介、官民協働の場作りとその運営、自治体内の機運醸成等を専門とする。


太田 耕平 氏
横須賀市経営企画部デジタル・ガバメント推進室室長
化学メーカー勤務後横須賀市役所に転職。都市部、市民部、財政部を経て2019年に市役所内のシンクタンク組織である都市政策研究所(現:都市戦略課)に異動。横須賀市基本構想・基本計画(YOKOSUKAビジョン2030)、実施計画策定を担当。2022年よりスマートシティ事業の立ち上げを担当。
・ヘルスケアデータ連結・分析システムの構築(NTT東日本、九州大学、神奈川県立保健福祉大学連携事業)
・市役所内、一部学校等でのデジタル人材の強化(Googleとの連携事業)
・横須賀市スマートシティ推進方針を策定
2023年4月、デジタル・ガバメント推進室に異動


岸大樹 氏
湖西市企画部DX推進課 係長
新卒で入庁。情報政策、広報、予算編成など、多岐にわたる経験を持つ。
自治体DX推進においては、湖西市DX推進計画の策定、マイナンバーカード認証を活用したオンライン給付事業担当等。現在は3本のプロジェクトを進行中。
近年は、人口減少を背景にした公務員不足に対応するため、組織内での生成AIの利用を推進。ルールの整備や組織内広報、自ら生成AIを活用してその価値を実証することが含まれる。特に、ChatGPTを活用することで生まれた時間的・心理的な余裕を活かし、生成AIに関するアウトプットを発信している。


今岡 仁 氏
NECフェロー/(一社)SDGsデジタル社会推進機構 理事
2002年~ 顔認証技術に関する研究開発に従事顔認証製品の事業化に貢献
2009年~ NIST(米国国立標準技術研究所)の顔認証ベンチマークテストにおいて世界No.1評価を5回獲得
2015年~ 内視鏡がん診断サポートシステム遠隔視線推定技術、耳音響認証技術等、顔認証技術の知見を活かした新領域の研究開発
2023年 春の褒章「紫綬褒章」受章

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