MedTechで救急・災害医療に「鳥の視点」を！

サービス事例：消防団アシストアプリ“SAFE”

解決する社会課題：防災・防犯・危機管理

火災発生時に水利情報（消火栓、防火水槽）や消防車両の位置情報、各消防団員の出動可否等の情報を共有出来るサービスで、これにより迅速な消火対応を可能にします。
また、水利管理・出動報告や取りまとめ等事務作業の負担を軽減する機能を備えています。

導入自治体

・福島県の18市町村
須賀川市、古殿町、富岡町、磐梯町、西郷村、郡山市、南会津町、会津美里町、小野町、中島村、西会津町、田村市、大熊町、川内村、矢吹町、国見町（試験導入)
・岐阜県池田町
・山梨県小菅村

導入効果

・火災通知をアプリのポップアップや通知音で知らせるため、従来のEメール通知に比べ見逃す機会が減少
・水利情報を共有することで、新規消防団員でも迷わず水利位置が把握でき迅速な消火活動を可能にしました
・消防団員の紙での出動報告をアプリ化し、団員の記入手間や事務局の取りまとめの手間が大幅に削減

その他

【災害情報登録機能】
災害発生時に消防団員が周辺を巡回した際に、新たに確認した災害情報（倒木、土砂崩れ、道路損壊、建物倒壊、河川氾濫等）をその場で登録する機能。リアルタイムに更新される災害情報が共有が可能。

サービス事例：病院前緊急搬送補助システム”iPicss”

解決する社会課題：医療・健康

iPicssは、救急搬送の際の関係者間の情報共有とコミュニケーションをサポートするシステムです。
当初、妊産婦緊急搬送補助システムとして岡山大学病院が事務局となり、岡山大学発ベンチャー、そなえ株式会社が開発、普及に努め、2019年より岡山県全域で運用されています。
さらに、デジタル田園健康特区に指定された岡山県の吉備中央町において、2022年度より、高齢者施設からの緊急搬送に利用され、2033年度からは、現場からの搬送を含め、町内の全ての119番通報に対応可能となっています。

導入自治体

岡山県吉備中央町、岡山県全域および広島県福山市・尾道市(妊産婦緊急搬送補助システムとして)

導入効果

・救急車による搬送が長時間となる吉備中央町のような中山間地域において有効
・搬送する住民の情報を共有することで、搬送する病院の決定や的確な治療の開始を早期化することが期待できる
・妊産婦の緊急搬送においては、搬送時間が7分30秒短縮されたことが報告されています
・また、最低限だが最大限の情報を手書きしたシートを撮影、共有するだけのアナログとデジタルのいいとこ取りの簡便な操作は、既存の業務を大きく変えずシステムによる業務負荷を増やすことなく、デジタルデバイドにも有用であり、システム運用の継続に寄与するものです

その他特筆事項

・手書きのシートを撮影した画像上の情報を二次利用するために、OCRによるテキスト化を進めています
・産科医療機関や高齢者施設などからの施設間搬送に対応しており、依頼元の情報を直接搬送先の病院や救急隊に共有可能であり、将来的には、119番の通報者自身からの提供情報の共有を検討しています
・岡山県下では、妊産婦の緊急搬送において、写真で共有される手書きの「搬送情報チェックシート」が「紹介状」の代用となり、医師の業務の軽減に寄与しています

わが社の強み

当社は『救急医療・災害医療をデジタル技術でサポートする企業』で、幅広い医療の知見と専門的なデジタル技術で社会課題を解決した実績があります。

地域医療で自治体と連携した課題解決のサポートを得意とし、行政と医療機関の架け橋としてヒアリングおよび提案から開発・運用保守までワンストップでサービス提供が出来ます。
（過去の事例）
・デジタル田園都市国家構想の国家戦略特区事業で、健康特区に指定された岡山県吉備中央町から委託を請け、少子高齢化が進む中山間地域の救急搬送における課題解決
・たらい回しの救急搬送事故をきっかけに奈良県で開発したシステムで、自治体の救急搬送ルールの見直し及び最適化をサポート

また、救急医療で培った人脈から消防機関を通じて、地域防災の要である消防団に情報連携システムを提供し、迅速な救助活動をサポートしています。

会社概要

会社名	バーズ・ビュー株式会社
本拠地	東京都文京区
業種	救急・災害医療DX・防災DX
主な事業内容	・自治体向け救急・災害医療DXの開発・導入・運用保守 ・防災DX、消防団支援システムの販促 ・医療DX開発/販売・医療機器開発/販売コンサルティング
会社設立年月日	2012年10月10日

お問い合わせ先

※お問い合わせの際には「ODSのサイトを見た」とお伝えください

問合せ部署	バーズ・ビュー株式会社
連絡先	info@birdsview.jp