開催レポート

開催告知 利活用部会 第12回研究会「次世代通信LPWA地域実証とイノベーションの創出」

一般社団法人ブロードバンド推進協議会 主催
BBAモバイルブロードバンドフォーラム 利活用部会 
第12回研究会
「次世代通信LPWA地域実証とイノベーションの創出」

日時:2018年3月12日(月) 14:30-17:30  会場:Yahoo!JAPAN LODGE

一般社団法人ブロードバンド推進協議会では3月12日(月)、Yahoo!JAPAN LODGEにて利活用部会 第12回研究会として「次世代通信LPWA地域実証とイノベーションの創出」を開催いたします。

モノをインターネットにつなげるIoT向け無線通信規格としてLoRa(LoRaWAN)をはじめとするLPWA(=Low Power Wide Area)が注目され、全国各地でLPWAネットワークの構築と実証事業進められています。またネットワーク実証だけでなく、総務省や自治体などが旗振り役となってLPWAをプラットフォームとしたIoTサービスの応用による地域課題解決に向けたセミナーやアイデアソン、ハッカソンなども各地で盛んに行われています。農業、インフラ、住民サービスなどの地域特性と合わせた様々な分野で、地域産業とITベンチャー企業の連携によるイノベーション創出、産業振興へのアプローチが試みられています。

BBA 会員となられている多数の自治体、地域団体におかれましてもLPWA実証実験に取り組まれているところが多数あり、そこにBBAベンチャー会員企業が参画して地域実証実験に取り組まれている事例も増えてきました。

そこで今回の研究会では、BBA会員自治体、地域団体、企業が取り組まれている実証実験等をご報告いただき、5G時代に向けた利活用のイメージを膨らませると共に課題も明らかにしていきます。また今年は地域発のイノベーション創出モデルの先駆けとなった伊那有線ADSL実証実験から20年を迎えました。そこで特別講演として、当時KDDI研究所の立場からその実験をリードした浅見 徹氏(東京大学名誉教授、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)社長)をお招きし、地域からのイノベーション創出についてお話をいただきます。
皆さまのご来場をお待ちしております。

<開催概要>

■日時: 2018年3月12日(月)14:30-17:30(18:00から懇親会)
■会場: Yahoo!JAPAN LODGE
    〒102-8282 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 ヤフー(株)17F
    アクセス:東京メトロ永田町駅 9a出口直結、東京メトロ赤坂見附駅より 徒歩1分
    https://lodge.yahoo.co.jp/access_pc.html
■主催: 一般社団法人ブロードバンド推進協議会
■定員: 50名
■参加費: セミナー参加費 無料 / 懇親会参加費 3,000円(税込) ※BBA正会員・賛助会員は無料
■対象: ICT関連事業者、自治体のご関係者様、その他

 

<プログラム>

14:00 開場・受付開始

14:30 開催趣旨説明
    BBA利活用部会部会長/青森公立大学准教授 木暮 祐一 氏

14:35 特別講演「地域からのイノベーション創出」(仮)
    株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)社長 浅見 徹 氏

15:25 実証実験自治体からのご報告
    伊那市、南島原市、藤枝市、福岡市 ※順不同 各20分予定

16:50 ディスカッション
    地域実証実験からビジネス創出や地域課題解決へのアプローチ

17:30 閉会

※懇親会は18:00~(希望者参加 有料)

<BBA会員実証実験参加企業(参考)>

(株)TOKAIコミュニケーションズ(藤枝市)、(株)ライブリッジ(藤枝市)、(株)シーエスファーム(藤枝市)、(株)ハタプロ(南島原市)※略称

<参考リンク>

・「福岡市LoRaNetwork 実証実験まるごとサポート」
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/434167/082400029/

・「藤枝市IoT(LPWA)プラットフォームを活用した実証実験」
 https://robotstart.info/2017/06/16/lora-sb-fujieda.html

・「ADSL発祥の地をIoTテストベッドへ 伊那市でLoRaWANハッカソン開催」
 https://wirelesswire.jp/2017/06/60319/

・ 「南島原 農業IoTデバイス接続の実証実験」
 http://ascii.jp/elem/000/001/442/1442905/

<講演概要・講師プロフィール> ※順次掲載いたします

特別講演「地域からのイノベーション創出」(仮)
株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)社長 浅見 徹 (あさみ とおる) 氏

プロフィール:
1976年に京都大学電子工学科修士課程を卒業後、KDDI株式会社研究所にて一貫としてインターネット系のサービスの研究開発に従事。学位は東京大学情報理工学博士。2001年にKDDI代表取締役社長に就任、2005年に同研究所の代表取締役副会長に就任。2006年に東京大学大学院情報理工学系研究科教授に迎えられた。2017年3月に東京大学を定年退職し、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の社長に就任。

開催趣旨説明
BBA利活用部会 部会長/青森公立大学 経営経済学部 地域みらい学科 准教授 博士(工学) 木暮 祐一 氏

プロフィール:
1967年、東京都生まれ。黎明期からの携帯電話業界動向をウォッチし、2000年に(株)アスキーにて携帯電話情報サイト『携帯24』を立ち上げ同Web編集長。2002年~2004年、携帯コンテンツ開発の(株)ケイ・ラボラトリー(現、KLab(株))で広報担当マネージャー兼産学官連携事業などを担当。2007年、「携帯電話の遠隔医療応用に関する研究」に携わり徳島大学大学院工学研究科を修了、博士(工学)。スマートフォンの医療・ヘルスケア分野への応用をはじめ、ICTの地域社会での活用に関わる研究に従事。2013年より現職。モバイル学会理事/副会長、ITヘルスケア学会理事。近著に『メディア技術史』(共著、北樹出版)など。1000台を超えるケータイのコレクションも保有している。