開催レポート

ODSは行政デジタル改革共創会議(デッカイギ)に協賛しました

一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構(略称:ODS)は、行政デジタル改革共創会議実行委員会(実行委員長:武蔵大学教授・庄司昌彦)が主催し、2023年1月6日(金)~7日(土)に横須賀市で開催された「行政デジタル改革共創会議 in 横須賀 ~ビヨンド2025 トータルデザインを乗りこなせ~」(略称:デッカイギ)に協賛させていただき、開催を支援させていただきました。

現在、国と全国の自治体による行政デジタル改革の取り組みが進んでおり、これには国と自治体の双方向の情報共有や協働、意識合わせ、連携が欠かせません。公的機関の情報システム調達先が国内大手ベンダーや地元ベンダーのみならず、クラウドベンダーやベンチャー企業と広がる中で、事業者もより自治体との連携が不可欠になっています。

また、国と自治体が情報共有や議論をするためのオンラインプラットフォーム「デジタル改革共創プラットフォーム」がSlackで運用されていますが、国、自治体、事業者など複数のステークホルダーが協働する行政デジタル改革には、相互信頼に基づく情報交換なしに進めることはできません。

そこで、ステークホルダー相互の信頼醸成を図るため、「デジタル改革共創プラットフォーム」の参加者にも呼び掛け、国と自治体に加えて学術や事業者などあらゆるステークホルダーが一堂に集まり、情報共有や議論をする交流の場として本イベントが開催されました。


会場となった横須賀リサーチパークYRP1番館

デッカイギでは、2日間にわたり講演、パネルディスカッション、ワークショップなどが展開されました。実行委員会企画による講演等の他に、自治体職員からの公募企画も盛り込まれ、また各セッションごとにSlidoを使用して聴講参加者も議論に参加できる形で進行しました。

のべ約200名の国や自治体の職員が全国からご参加になり、協賛企業参加者、実行委員会スタッフあわせ300名を超えるステークホルダーが熱い議論を交わしました。


会場では全国から集まった国や自治体の職員の皆さんが熱い議論を交わしました

協賛企業のブースでは数多くの自治体向けサービスや製品が紹介されていました

 

特別ゲストとして河野太郎・デジタル担当大臣もご登壇されるなど、わが国のデジタル行政を推進する第一線の方々との議論も実現しました。

シークレットのゲストは河野太郎・デジタル担当大臣が登壇

聴講者はSlidoを使用して随時質問を投稿できるようにして登壇者と双方向の議論ができました

小林史明・前デジタル副大臣はワクチン接種記録システムの裏舞台を包み隠さず披露

東京都のデジタル化をけん引してきた宮坂学・東京都副知事はGoveTech東京をはじめとする行政組織のDXについて語りました

開催地を代表して黒岩祐治・神奈川県知事があいさつ

 

1月6日は交流会も開催され、全国から参加された関係者の皆さんが交流を深められたほか、ワークショップや車座形式で特定課題に対して意見交換を行うBoFも開催されました。

講演やパネルディスカッションのほかにワークショップもプログラムに多数組み込まれました 

1月6日の交流会後は夜遅くまで車座形式で意見交換するBoFで盛り上がりました

 

イベント概要

イベント名: 行政デジタル改革共創会議 in 横須賀 ~ビヨンド2025 トータルデザインを乗りこなせ~(略称:横須賀デッカイギ)
日 程: 2023年1月6日(金)・1月7日(土)
会 場: 横須賀リサーチパーク YRPセンター1番館(神奈川県横須賀市光の丘3番4号)
参加対象:基礎自治体・広域自治体・中央省庁(総務省・デジタル庁等)にて行政のデジタル改革に携わる職員
定 員: 200名(参加費無料、事前申し込み必須、参加対象は原則、常勤・再任用(短時間含む)の公務員です)
主 催: 行政デジタル改革共創会議実行委員会(略称:デッカイギ実行委員会、実行委員長:庄司昌彦・武蔵大学教授)
後 援: デジタル庁、総務省、農林水産省、神奈川県、横須賀市、横須賀市観光協会、一般社団法人コード・フォー・ジャパン
Webサイト: https://www.dekaigi.org/

ODS事務局長・木暮もボランティアにて実行委員を務め、当日は受付や会場係としてお手伝いしておりました