IoT活用ビジネスセミナー in 青森 「IoT実践事例から考える、地方でのIoT利活用推進と地方創生」
青森県・一般社団法人ブロードバンド推進協議会 共催
IoT活用ビジネスセミナー in 青森
「IoT実践事例から考える、地方でのIoT利活用推進と地方創生」
~既存事業にどのようにIoTを応用していくのか、ICT関連事業者はそれをどう支えていくべきか~
日時:2017年12月8日(金) 13:00~17:30 会場:青森県青森市「ねぶたの家ワ・ラッセ」交流学習室
青森県と一般社団法人ブロードバンド推進協議会(略称:BBA)は共催で12月8日(金)、青森市にてIoT活用ビジネスセミナー「IoT実践事例から考える、地方でのIoT利活用推進と地方創生」~既存事業にどのようにIoTを応用していくのか、ICT関連事業者はそれをどう支えていくべきか~ を開催いたします。
IoTを用いた先端技術の急速な進展によって、あらゆるものがネットワークにつながる時代となりました。その応用範囲は様々な業態にも広がりを見せており、IoTを用いることで業務の効率化やコスト低減につなげる事例が続々と増えています。さらに、こうしたIoT利活用への期待は、ヒューマンリソースやコストに制約が多い地方ほど高まっているといえます。
そこで今回、IoTやオープンデータの利活用推進により地方創生で大きな成果を上げてきた株式会社jig.jp 代表取締役社長 福野泰介氏を基調講演にお招きし、地方におけるICT利活用、とりわけIoTやオープンデータの応用、およびそうしたアイデアを地域から生み出していくために心がけるべき、プログラミングへの関心の醸成をめぐるお取組みなど、福井県鯖江市における地域と企業連携による新展開をご紹介いただきます。
そして、独自の視点からIoT分野で製品やサービスの創出を行ってきた2名の演者から、実践事例をご紹介いただきます。まず、町工場のプレス機から介護の現場に至るまでの「IoT空間みまもりサービス」を考案し、提供を行っている株式会社フリックケア 代表取締役社長 工藤純平氏から、事例の紹介とともに既存企業・事業へのIoT導入のノウハウについてお話しいただきます。また、株式会社Herbio代表取締役 田中彩諭理氏からは、「ウェアラブルIoT」の観点から事例の紹介をいただきつつ、地方からイノベーションを生み出すヒントを頂きます。
また講演のあとは、登壇者各位にも協力いただき、来場された皆様と「既存事業にIoTを取り入れる」をテーマにブレインストーミングを行います。各地の皆様がここに集い、コラボレーションを深めていくことで、新たなイノベーションの創出につなげられたらと考えます。全国からのご参加をお待ちしております。
<開催概要>
■日時: 2017年12月8日(金)13:00~17:30(18:00から懇親会)
■会場: 青森市文化観光交流施設 ねぶたの家ワ・ラッセ 交流学習室
青森県青森市安方1-1-1 (JR青森駅から徒歩1分)
■共催: 青森県、新時代ITビジネス研究会in青森、一般社団法人ブロードバンド推進協議会
■定員: 50名
■参加費: セミナー参加費 無料 / 懇親会参加費 4,000円(予定)
■対象: 自治体、ICT関連事業者、ICTのビジネス活用を検討している企業・個人、ビジネスパートナーを見つけたい企業、個人等
<お申し込み>
★お申し込みはこちら(青森県HP開催案内)
<プログラム>
12:30 開場・受付開始
13:00 開会挨拶
青森県商工労働部新産業創造課 課長代理 藤本 篤史 氏
開催趣旨説明
BBA 利活用部会長/青森公立大学 准教授 木暮 祐一 氏
13:10 基調講演:「地方発、IoTとオープンデータで創ろう世界最先端IT国家」
株式会社jig.jp 代表取締役社長 福野 泰介 氏
13:50 休 憩
14:00 事例講演1:「製造業から介護の現場まで、IoTによる空間みまもりの事例紹介」
株式会社フリックケア 代表取締役社長 工藤 純平 氏
14:30 事例講演2:「IoTと地方のイノベーション~ベンチャーと創る新しい未来」
株式会社Herbio 代表取締役 田中 彩諭理 氏
15:00 休 憩
15:15 ワークショップ&ブレインストーミング
(事例報告)
株式会社池田介護研究所 代表取締役 池田 右文 氏
(オブザーバー)
株式会社jig.jp 代表取締役社長 福野 泰介 氏
株式会社フリックケア 代表取締役社長 工藤 純平 氏
株式会社Herbio 代表取締役 田中 彩諭理 氏
青森県IoTビジネスネットワーク推進コーディネーター 田畑 正信 氏
BBA 利活用部会長/青森公立大学 准教授 木暮 祐一 氏
17:30 閉会
18:00 懇親会
郷土料理 津軽三味線 りんご箱
青森市新町1-3-7 フェスティバルシティ・アウガ 地階
TEL:017-763-5155
参加費:4,000円(予定)
<講演概要・登壇者プロフィール>
基調講演
「地方発、IoTとオープンデータで創ろう世界最先端IT国家」
株式会社jig.jp 代表取締役社長 福野 泰介 氏
講演者プロフィール:
1978年生まれ、ファミコン好きが転じて、8歳の時、MSXでプログラミングを始める。福井工業高等専門学校を1999年に卒業、2003年、道具を創る会社、株式会社jig.jpを創業(創業3社目)。「jigブラウザ」を開発・提供。現在の主力事業は、スマホ向けサービス、ふわっち&オタマート。福井県鯖江市へオープンデータを推進、内閣官房IT室「オープンデータ伝道師」を拝命。小中高大の授業など、じわじわ広まる1500円こどもパソコン「IchigoJam」の開発者。こども起業家づくりを目指す、企業横断プロジェクト、KidsVentureに参画
事例講演 1
「製造業から介護の現場まで、IoTによる空間みまもりの事例紹介」
株式会社フリックケア 代表取締役社長 工藤 純平 氏
講演者プロフィール:
八戸工業高等学校工業化学科出身。1996年、東京の葛飾区や大田区にあるプレス業、金型業などの中小製造業9社と株式会社エヌシーネットワークを創業、中小製造業の受発注支援を中心とした会員サービスを10年に渡り手掛けた。その後、ブロードバンド事業者のアッカ・ネットワークスを経て、ICT関連企業の役員などを歴任したのち、ソフトバンクモバイル株式会社 コンシューマープラットフォーム部長として端末開発に従事。2015年に独立し、IoTによる空間みまもりサービスを提供するフリックケア株式会社を創業。
事例講演 2
「IoTと地方のイノベーション~ベンチャーと創る新しい未来」
株式会社Herbio代表取締役 田中 彩諭理 氏
講演者プロフィール:
青森県弘前市出身。関西の大学、大学院にて臨床心理を専攻し女性心理について学ぶ。2016年のSWIoTにて基礎体温ウェアラブルデバイスを考案、優勝後そのアイディアを実現するためにハードウェアベンチャーに転身し初期メンバーとして人事労務、経理、CSなどコーポレート業務全般、ディレクションなどを行い、多方面とのビジネス連携の必要を実感。2017年9月に起業、現在は複数のベンチャー企業のコーポレートディレクターとしてベンチャー企業の成長で必要なバックオフィスの構築などを担い、その傍ら産婦人科医や研究者と共にウェアラブルデバイスの開発も引き続き行う。
開催趣旨説明
BBA利活用部会 部会長/青森公立大学 経営経済学部 地域みらい学科 准教授 博士(工学) 木暮 祐一 氏
プロフィール:
1967年、東京都生まれ。黎明期からの携帯電話業界動向をウォッチし、2000年に(株)アスキーにて携帯電話情報サイト『携帯24』を立ち上げ同Web編集長。2002年~2004年、携帯コンテンツ開発の(株)ケイ・ラボラトリー(現、KLab(株))で広報担当マネージャー兼産学官連携事業などを担当。2007年、「携帯電話の遠隔医療応用に関する研究」に携わり徳島大学大学院工学研究科を修了、博士(工学)。スマートフォンの医療・ヘルスケア分野への応用をはじめ、ICTの地域社会での活用に関わる研究に従事。2013年より現職。モバイル学会理事/副会長、ITヘルスケア学会理事。近著に『メディア技術史』(共著、北樹出版)など。1000台を超えるケータイのコレクションも保有している。